学校の空き部屋がレンタルスペースに!
レンタルスペース業界は近年、各ホストの参入も増えスペース数が増加しています。
今まではレンタルスペースを開業するために物件を借り、その借りた物件をタイムシェアリングするというモデルが主流でした。
しかし弊社では、自分が所有又は別事業の目的(学校やサロン等)として元々借りていた部屋の空き時間をタイムシェアリングするというモデルに注目しております。
この記事では、空き部屋をレンタルスペースとして貸し、利益が出ている事例をご紹介します。
ご紹介するスペースはオーナー様よりお預かりしている案件のため情報を多少変更しております。予めご了承下さいませ。
生徒が来ない塾の空き教室
2020年、新型コロナウイルスの影響で日本全国の学校の学習スタイルに大きな変化がありました。
今回ご紹介するのは塾の空き教室です。この塾はコロナ前、外国から多くの生徒を受け入れており賑わっていました。
しかしコロナの影響で国境も閉ざされ、生徒はほぼ0。
塾では立派なオフィスビルの6フロアを借りており、生徒が来ない空き教室はまさに遊休不動産状態でした。
立地は乗降客数10万人を超える駅徒歩5分以内の好立地。
賃料は大きな負担になります。
物件を一度解約するにも費用がかかるし、これでは生徒が戻ってきた時に元の体制で受け入れが出来ない———。
その際に空き教室をレンタルスペースとして貸し出すモデルを採用されました。
空き教室をレンタルスペースに。具体的な貸し出し方法とは?
まず空いている部屋の情報は全てGoogleカレンダーで管理します。カレンダーを2つ以上に分けるとダブルブッキングの元になるのでカレンダーは必ず1つにします。(Googleカレンダーは各種ポータルサイトとも連携が出来るため最もおすすめです)
1、ポータルサイトにスペースを掲載する
ポータルサイトとは、レンタルスペースの集客をしてくれるサイトの事です。
予約は主にポータルサイトから取得する事が出来ます。
ポータルサイトも多数有りますが、弊社では下記のサイトを利用しています。
- スペースマーケット
- インスタベース
- スペイシー
王道は上記3つです。更に登録をして集客UPに繋げたい!という方は下記もオススメです。
- カシカシ
- 日本会議室
2、予約を受ける
予約を受ける際の注意点は「予約リクエスト制にする」事です。予約リクエスト制にすることで、本来の利用目的である塾の教室として利用したい時間には予約を取らない事が可能です。
3、利用の案内を送る
レンタルスペースは基本的にセルフチェックインとなります。
そのため無人でもお客様がチェックイン出来るような案内分を事前にお送りします。
お客様がストレス無くスペースまで来られるようなるべく詳細に記入をします。
4、予約日当日にお客様を受け入れる
この時のポイントは無人でも受け入れが出来るという事です。
空き教室をレンタルスペースとして貸し出す際のトラブル回避のコツ
普段教室として稼働しているスペースをレンタルスペースとして貸し出すという事は、思いがけないトラブルも出てきます。
下記は弊社の経験に基づいて記載しています。ご参考下さい。
- 会議室等、ビジネス利用を狙う
- 単価を安くし過ぎない
- ビル全体の管理会社や関係者には許可を取る
気になる売上額は?
時期によって変動はありますが大型予約が入った場合には50万円以上を売り上げることもあります。
使わない教室をレンタルスペースにする事でこれだけの金額を売り上げられるのであれば、十分に貸し出す価値はあると思います。
空きスペースを貸し出したい!
有休不動産があって何か価値を生み出したい!
と思われている方はぜひ下記フォームよりご相談下さいませ。